!!大質問大会実施 !日時:2006年8月28日,10:00-12:00(半くらいまでか) !場所:駒場キャンパス 3号館 108号室 !参加人数:30名くらい !!今日のまとめ 宣伝の効果か,(去年とちがって)台風が来なかったおかげか,今年は総勢30名くらいの参加者がありました.狭めの教室が一杯になって,元気な顔をたくさん見られたのは嬉しい{{fn 夏休み明けの校長先生のコメントのようだな}}半面,不安な気持ちにもなりますね.それから,多すぎることで,当初の目的であった「質問回答コーナー」が実現しにくい側面もあります.今後どうするのがよいのか検討の余地はあります. {{footnote_list}} 実は今日紹介するのを忘れていましたが,レポートの採点をしてくれていた大学院生の平間君が最初出席していました.みなさんに紹介しようとしたら,あまりにも教室が多くなったのを見てか,途中で退席されていました.いやー,悪かった. 今日はこちらからは積極的に情報は公開しないで,質問に対して紳士に答えるという「会」でした.でも,最初からバシバシ質問も出てこない感じだったので,最初の質問に絡めて,昨年の過去問の1番の解説をすることにしました.その後,ボチボチ質問も出てきて,気付くと,あっという間に12時を回っていました.それなりに,意味のある時間になったでしょうか? 以下には,覚えている範囲で質問と回答のやりとりを書いておきます. !微分方程式を特性方程式を使って解いたときに,重根が出てくるとその後は... 実は講義ではそこは説明しないで,「プリントに書いてあるから...」と省略したところでした.じゃー,ちょっとやってみっか?といって,やり出したら,プリントに書いてあるところまではそのとおりだったけど,最後の論理にギャップがあって,戸惑う.ううう.どうもその学生さんもそこまではたどりついたようで,最後のギャップが問題だったようでした.なんか頭が回っていなくて,すみません.もう一度やり直せば,気付きました.そこの部分の説明を捕捉したプリントを置いておきます. *以前配ったプリントに加筆版:{{ref Note-cm-v1-a.pdf}}.三ページの下あたりの重根がある場合の解の説明の部分の{{colorsize red,,赤字}}のところを追記しまいした.答えは簡単で,重根の条件を使って式変形をしましす. !練習問題3-1.2の解答 この問題の解答例を答えていないかったが,どうなっているかという問い合わせが来た.実は先週掲示板にも書き込みをもらったのだが,思ったよりも面倒な問題で,試験勉強には複雑すぎてよくないと考えて,答えを示さなかった.今日もその旨を説明して,おおざっぱな考え方だけを示した.そうすると,幾つかコメントや質問をもらって,あーだこーだと議論になった.やっぱり面倒な問題です.ちょっと前に考えたノートを置いておきます.おそらくそれでよいと思いますが,まだ自信はありません.問題は単純なのにね. *解答例:{{ref Answer-cm-ext.pdf}} !コリオリ力について,自転の根拠はコリオリ力? コリオリ力を導出するのは講義でやったので,ノートを見返せばよいだろう.問題はもっと基本的なところで,そもそもこの力はなんなんだというところに疑問があるのかなーと思ったので,慣性力についてのおおざっぱな話から始めた.こんな説明でわかっただろうか?なぜそのような性質になるかは,具体的に導出してみないとわからないが,どこから出てくるものなのかは導出しなくても説明はできる.こんな説明でわかっただろうか? 後は,具体的にどんな方向の力なのかを説明して,フーコーの振り子で見えることをコリオリ力の式から考えてみた. !試験に関すること 試験のことは一切説明しないし,それに関する質問には答えないことにしていたが,実に微妙な質問で攻めてきた.「今日は映画の試写会ですので,プライベートな質問は御遠慮下さい」と言われても黙っていないゲーノーレポーターみたいだったぞ. *バネは大事か? 大事かと聞かれたら,当然大事だと答えます. *剛体や慣性力は? 昨年の試験問題には出ていないのだが,それは試験範囲ではなかったのか?と去年の話を聞いてきた.そうだけど,今年は少しはやったんだから,出る可能性はあるのです.なんか他にも聞かれたなー. !グラフを描くということ これは何を描けばよいかということだったので,ポイントを説明しておきました. + 最初の様子:グラフのはじまりはどうなのか?上のでているのか,下に下がっているのか,直線的なのか? + 最後の様子:ゼロになるのか,無限に大きくなるのか,どこかにサチるのか?がわかること. + 中間の特徴:山があるのか,どうかとか,中間に特徴があればわかるように描く. + 縦軸と横軸のスケール:メモリを正確に書く必要はないが,特徴的なスケールや山の高さは明記しておくこと. これらが書けていれば,数式が「図」になったことになります. ---- 他にもいろいろありましたが,よく覚えていません. それでは, {{colorsize blue,"+3",みなさんの健闘を祈っています.}} [このページのアクセス数:{{counter bbfext}}]