!!よき師 「師を持たない人間はだれの師にもなれんのだ…」 これは「ちはやふる」の一節である。師匠を持たない若い天才二人に対して、彼らの持っている技術を継承できないことを「もったいない」というシーンである。 ちょっとずれるが、こうも思う、「良き師を持たぬものは良き師にはなれんものだ」と。私は良き師を持つことに恵まれたと思う。そして、良き師をもったものの義務として、良き師になることを目指すべきだとも思う。何が良き師なのか分からんのだけど、研究者に限らず我々世代の大事な仕事だと思う。若い頃はそんなこと考えたこともなかった。あの人は良き師に巡り合わなかったのだなぁ。