今週の宿題:振り子の運動方程式を取り扱うために,極座標表示を説明.座標の変換則につい てゆっくり解説する.いきなり,極座標表示での加速度なんかを覚えるのは賢く ないが,今日やったことをよく理解すれば覚えてなくてもできるはず.極座標表 示を使って,振り子の運動方程式を書き下してみる.振り子の条件,つまり,糸 がたるまないことを考えると,初めて極座標のありがた味を感じることになる. 運動方程式は微小振動近似をして,解くことにする.振り子の周期がひもの長さ と重力加速度だけに依存することを確認する.これは高校物理で学んだことだけ どね.なんでもそうだが,言葉で言えることを式で示してみるとちょっとわかっ た気がする.周期とは,ある状態からまたもとの状態まで戻って来るのに必要な 時間のことだが,今思うとちゃんと運動を記述出来ていないとわからないことか. ...高校の時は運動方程式解かないけど,振り子の振動の式は知っているのだっ けか?そうだとすればこんなことはわっていたことか...
さて,別の情報として,動径方向の運動方程式から張力の様子を知ることが出来 る.その他に力学的エネルギーの保存則を確認しておく.
予定どおり?ここで時間がなくなったので,ぶらんこを押してみる運動はプリン トで配ることにする.これはいわゆる強制振動と呼ばれているもので,外から周 期的な外力を加えて,エネルギーを注入する方法?を議論した.
今週のレポート:プリントで配る.
- 式が間違っていないかチェック! 今週も.今週はないんじゃないかなー.
- 直交座標から極座標への変換を速度ベクトルと加速度ベクトルについて確 認すること.講義の時にアウトラインは喋ったので,もうほとんど自明の ところまでは来ているかも知れないが,ノートではちゃんとサボっている ので,その空白を埋めてみよう.
- 元気のある学生さんは3次元極座標の変換公式をつくってみよう.
- 配ったプリントをフォローすること.
今日の質問:
- 力とポテンシャルの復習
- ぶらんこの減衰関すること
- 講義への感想