第6回

今日のおしながき
  1. 仕事とエネルギー
    1. 仕事
    2. 保存力
    3. ポテンシャル
今日のまとめ:

週明けに更新します.

一つだけ,講義の最初に幾つかの補足をしました.一つはレポート問題の1ー2のデータを一つ追加します.「第4回の出席者数=74名」とします.意味はいろいろと考えてみて下さい.

(2004.05.31)週明けました.明けてしまいました.早い.
まずは,レポートの解答を配りながら,概要を話す.特に話す必要は無かったかも知れないが,調子付けの意味合いもあり,話す.まずは面積速度一定と角運動量保存の関係を話す.これは(中心力とは無関係に)同じことをいっているのだが,高校の教科書では最近は角運動量は取り上げずに,ケプラーの第3法則との絡みで面積速度一定を説明するらしい.これと中心力の関係をもう一度考えておいて欲しい.というか,講義でどこかで説明すべきだなー.もう一点は,測定の話で,冬学期の実験でいやというほど思い知らされると思うが,「系統誤差」と「統計誤差」の質的な違いは一度考えてみたいところ.これはまた日を改めて解答例を作ることにする.それから,レポートにTAの院生が入れてくれた赤に,「中バカ」と多くあるが,これは「中心力」のことである.ショックを受けないように.

今日は,仕事の定義からはじまって,運動エネルギーを導入して,保存力の性質からエネルギー保存則までをサラサラっと説明した.概要はこちらを...といってサボることにする.

来週は,力とポテンシャルの話から,ポテンシャルで考えることのメリットをお話したい.

今日の配布物:

レポート1の解答例 (PDF:84KB)を配る.同時に,基礎科の説明会のパンフを配る.

今日の宿題:
  1. 今日配ったノートにある軌道計算を試みよ.また,ノートに間違いがないかを探せ.
  2. 一定重力の中で斜面にそって質点を落下させるとする.力のする仕事は斜面の角度の関数としてどうかけるかを示せ.もし,瞬間に答えが分かった学生さんも一度仕事の定義にもどって計算してみよう.
  3. 線積分の例題を解いておこう.
  4. エネルギー保存則を時間微分が0になるという表現で書いてみよう.
今日の質問とコメント
講義の中で幾つか指摘された点があったような気がする.講義の最後にはレポートを返したので,そこでは質問はなかったかな.なんとかうまくレポートを返す方法はないものだろうか.一度,講義の最中に封筒ごと回したことがあるが,これも混乱のもとでしかなかった.
今日の雑談と反省:

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