週明けに更新します.
一つだけ,講義の最初に幾つかの補足をしました.一つはレポート問題の1ー2のデータを一つ追加します.「第4回の出席者数=74名」とします.意味はいろいろと考えてみて下さい.
(2004.05.31)週明けました.明けてしまいました.早い.
まずは,レポートの解答を配りながら,概要を話す.特に話す必要は無かったかも知れないが,調子付けの意味合いもあり,話す.まずは面積速度一定と角運動量保存の関係を話す.これは(中心力とは無関係に)同じことをいっているのだが,高校の教科書では最近は角運動量は取り上げずに,ケプラーの第3法則との絡みで面積速度一定を説明するらしい.これと中心力の関係をもう一度考えておいて欲しい.というか,講義でどこかで説明すべきだなー.もう一点は,測定の話で,冬学期の実験でいやというほど思い知らされると思うが,「系統誤差」と「統計誤差」の質的な違いは一度考えてみたいところ.これはまた日を改めて解答例を作ることにする.それから,レポートにTAの院生が入れてくれた赤に,「中バカ」と多くあるが,これは「中心力」のことである.ショックを受けないように.今日は,仕事の定義からはじまって,運動エネルギーを導入して,保存力の性質からエネルギー保存則までをサラサラっと説明した.概要はこちらを...といってサボることにする.
来週は,力とポテンシャルの話から,ポテンシャルで考えることのメリットをお話したい.
レポート1の解答例 (PDF:84KB)を配る.同時に,基礎科の説明会のパンフを配る.
- 講義の中で幾つか指摘された点があったような気がする.講義の最後にはレポートを返したので,そこでは質問はなかったかな.なんとかうまくレポートを返す方法はないものだろうか.一度,講義の最中に封筒ごと回したことがあるが,これも混乱のもとでしかなかった.