電磁気学2011おさらい2
電磁気学第2回おさらい
今日のおしながき
- 1電荷と電場
- 1-3 クーロンの法則
- 1-4 電場
- 1-5 重ね合わせの原理
今日のまとめと反省
はじめに,はくけんでんきを持っていって,摩擦電気ができることを簡単に見て分かる実験をしてみました.それだけでよいのですが,蛇足的に,摩擦電気の帯電列の難しいところと,電荷の符号は決まらない話をしました.
今日はクーロンの法則からはじめる.丁寧にベクトルでの力の表記を丁寧に書いて,この法則を使って,電場を導入する.電場の大雑把なイメージは一回目で話をして,パンデグラーフを見てイメージができた?ところで,数式で定義する.ここで,なぜ電場を考えたいのかを説明.遠隔作用と近接作用を説明して,場を考えたくなる状況も簡単に話した.もっとも,しばらくはどっちで考えてもよいので,わざわざ場を導入しなくてもよいことも話した.でも,やはり将来的にはマクスウェル方程式に行きたいので,許してちょうだいと言う感じ.
この場の持っている性質として,重ね合わせを考える.それによって,少しだけ考えられる世界が広がって,一つの電荷でなくてもよくなった.たくさんある場合や分布している場合について拡張したら、時間がきた.次回は具体的な例題から考えて行きたい.
今日の宿題
- クーロン力を感じない理由を自分の言葉で考えよう.
- 直線上に距離aだけ離しておいた二つの電荷+q,-qの作る電場を求めよ.
配布するファイル
なし.
今日の質問
クーロン力が電荷比例するところで,どうしてそれが確かめられたのか?当時,電荷量を正確に測定できたのか?
- なかなかよい質問です.例えば,電荷の絶対値が正確にはわからなくても,操作的に二杯の電荷を決めることはできそうです.同じ電荷量が存在すると,同じ現象が起こるわけで,電荷量を測定するかわりに,現象に目盛をうっておけばよいです.キャリブレーションとよばれることですね.例えば,温度計を作るときに,温度計は温度の数字が出なくても,電気伝導の値でもよいわけです.
今日の投票用紙の裏より
構造化学で「クーロン力がどうたらなので,みなさん分かりますね」みたいなことを言われて唖然としました.
うーん.どこに唖然としたところなのか,ちょっと分からなかった.あまり「分かっていたから」どうしたということでもないのではないでしょうか?
Wikiが重い
そうなんです.すみません.もう改善しようがない感じです.どちらかというと,maildbs...でない方のサイトが軽いのでそちらを見てください.数倍は早いです.
1つ思った.この紙は福島先生は保管しているのでしょうか?そうならどのくらいの期間?
うううう.なぜこの疑問.何か法律に触れますか?正確な氏名等を要求していないので,保管義務はないと思うのですが…正式書類ならば5年でしょうか?とにかく,この紙は一年くらいしか保管していないです.本当のところを言えば,スキャナーで取り込んでいるので,データとしては職場のディスクに残してあります.
睡眠時間3時間.でもまだ授業中寝てません.聞いてます!
えらい.そのうちにこちらから睡眠光線を出してみます.
iPadに入れるはじめての書籍は量子化学の教科書です.かなしい.
そういう時代なんですね…
今日の雑談
- 今日の投票数は, 55でした.初期減衰はこの程度で収まってほしい.
- 今日のアンケート
電磁気学は楽しそうか?
No! | ?? | Yes!! |
---|---|---|
8 | 12 | 12 |
- まあ微妙な状況.できるだけ右によっていくようにしたいものですね.
今回のWEB投票
- 今日の講義の出来は?
項目 | 得票数 |
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よい | 84票 - 投票 |
ふつう | 85票 - 投票 |
ダメ | 90票 - 投票 |
今回の一行コメント
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最終更新時間:2011年10月18日 01時18分51秒