統計物理学2013おさらい2
統計物理学第2回おさらい
今日のおしながき
- 統計力学の基本的な考え方
- 統計的な見方
今日のまとめと反省
先週がノーベル賞ウィークだったので、物理学賞と化学賞の話を枕にする。そのあとは、今日の目的をせつめい。まだ、統計力学には入れないのだけど、その前段として統計の話をする。例としては、おはじき分配問題を考える。そもそも確率を導入することの難しさを説明する。いったん等重率を認めてしまうと、確率を計算することができる。いくつかの場合について計算するが、スターリングの公式はよいとして、期待値の計算方法は少し特徴がある。結果を見ながら、あらためて議論を続ける。この等重率の原理がいろんなことを消している。こういうことが、物理の話の伏線になっているのだけど、講義でいちいち前だししたので、もはや伏線とは言えない。あとからきちんとお尻が吹ければその方が楽しいかな。
今日の宿題
- チェック:P(x)のNが十分大きいときの表式
- チェック:P(x)が規格化条件を満たしていること
- チェック:スターリングの公式の導出
- チェック:グループ1の確率分布
- 考察:のが大きいときの関数形はどんな形?
配布するファイル
なし。今日、演習問題集発注しました。
今日の質問
最後の確率の意味がよくわからない。
グループ1の状態数とそれ以外に別けると、ある配分の実現確率になるというのは、一つの解釈ですね。それは正しいが、どうしてそのように別けたかというのは、我々の都合。
どうしてグループ2の話をしていたのに、グループ1の確率が出てくるの?
ここは混乱するところであり、もっとも大事なところ。ちょっと不思議ですよね。あとからこれが大事なからくりになるけど、ここは伏線として残しておいた。
今日の出席カードより
なし。
今日の雑談
- 今日の投票数は, 51でした。いきなり減った。。。
- 今日のアンケート
演習問題集はどっち?
冊子 | |
---|---|
今回のWEB投票
- 今日の講義の出来は?
項目 | 得票数 |
---|---|
よい | 86票 - 投票 |
ふつう | 84票 - 投票 |
ダメ | 90票 - 投票 |
今回の一行コメント
[ページのアクセス数: 0000217]
[ページのアクセス数: 0224822]
最終更新時間:2013年10月19日 21時10分36秒