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IW-SMI2007参戦記

IW-SMI2007

特定領域が主催の国際ワークショップが9/16-19の日程で京都であった.微力ながらプログラム委員長をさせてもらって,講演者の選定の手伝いをした.会議自体は田中としさんと樺島さんにお任せきりであった.たいして働いてないのに疲労感が...もっとお疲れなのはお二人なんです.とにかく,盛況のうちに終了できました.ご苦労さまでした.

スピングラスと最適化問題

このあたりの講演者として,現状で若手のがんばっている方々に声をかけたら,ヒット率100%で参加してくれました.さらにちょっと大御所として,YoungとMezardにも来てもらって,なかなか楽しい人選でした.ちょっと失敗だったかもしれないのは,なんらかの意味でYoungと共著の論文がある人ばかりだったことか.

A.Hartmann

今やってる話の大元の仕事をしていたので,議論がしたくて声をかけた.10年くらい前に4次元スピングラスの剛性指数の評価をたまたま同時期にやったので,それでコンタクトをとったことがあり,フランスの会議で議論した程度だった.すっかり最適化家さんなのだが,クラスター解析で位相空間の構造を見ようとする仕事は面白そう.ただ,現状ではすっきりしない.むしろ,理論とは整合しないことがでてきているので,理論が悪いか無力な量を見ているということだろう.

まあまあ

書けないこともいろいろある.12月の成果報告会までに結果がまとまれば,そのときには公表できるかな.

Wang-Landau業界のよくないところ

Katzgraberと,どうしてWang-Landauを使う人達は相関時間を計算しないのかと議論した.実は今回の計算では自分はさぼった.同じような計算で彼はまじめに計算していた.やっぱり,計算しないといけないということで結論.あたり前なことです.私はサボったけど,最悪の相関時間は見積もれるのでそれで許してもらうことはできそう.近くでYoungがにやにやしていた.やっぱり,評価しておかないと行けません.

誰がよい仕事をしているか

なんとなく,だれがきれいな計算をしているのかは,議論や講演の中でぼろぼろでてきる.それは,Mateo PalassiniとMunetaka Sasakiである.私もそう思うし,同業者からもいつも話にあがる.Mezardの話によれば,Palassiniはバルセロナのテニアにのったようであった.でも物理ではないらしい.もうこっちの業界には戻ってこないのか...

打ち上げ

田中さんや樺島さんと彼らの学生さんが後かたづけをされているところを抜け出して,帰路につく...ふりをして数人で京都駅の上で打ち上げ.今回およびした方々にお礼をいって,しばらく雑談.Zさん(いい加減に名前を覚えた方がいいか)と何気なくまじめな話に突入.見かけによらずというと失礼かもしれないが,まじめな方だった.Monte Carloをやる人とあまり話したことがないとか言われたけど,旦那はMCやる人のはずだ.ある量が計算できるか?と議論になったときに,その旦那は「できる」という.やっぱりMCやる人ではないかもしれない.いずれにせよ,私が本当にやりたいと思っていたことを思い出させてくれるひとときであった.でも簡単ではなくて,ドロドロの世界に突入しないといけないことはわかっている...

というわけで自分の講演はむちゃくちゃだったが,人の講演もそんなに盛り上がったわけではなかった.和田山さんの話が以前よりもかなり分かってきた気がする.これは私の耳と知識が慣れてきたからで,和田山さんの仕事の内容は関係ない.後は,Ortizさんの量子古典対応の話が気になった.やっぱりワークショップは,その講演以外の時間が大事な気がする.休み時間が長目だったのはよかった.

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最終更新時間:2007年09月19日 21時07分52秒