続きは、またのちほど。技術的な面とかも。試験終了。ご苦労樣でした。いろいろ雑感(2/12)
- 質量分析に関する問題を出すかもかいっていたのに出さなかった。申し訳 ない。問題がものすごく力学の問題になってしまって。選択問題にするに もバランスが悪いと思って断念。
- 他にも試験中に沢山質問が出てきて、ちょっとわかりにくかったかな。
- 問題4の答えだけさーと見たが、いろいろ御意見ありがとう。試験で聞かれてもなかなか答えづらいこともあったでしょうが、もっといろいろ書いてくれても良かったのに。。。もっともな批判、思い当たるフシ、とかありました。 今後のために精進したいと思います。ここでも忘れないうちに幾つかコメントをしたいです。 ひとつだけいま説教を。。
- 講義に出なかったのを、朝早いせいにするのは問題だと思う。上 (社会人)も下(高校生)も朝はちゃんと通勤(学)するでしょう。だから、大 学生だけに許された特権だとも言えるが、それではあまりにもおそまつ。 高い授業料を納めているんだから、せめてもう少し上等な理由が欲しいと ころだ。講義に出る価値を見出せないとか、他に(寝ること以外にも)やりたいことがあるとか。。。
私も朝はあんまり得意ではないが、学生のころ、何を血迷ったのか、朝6時から練習する気違いのようなテニスサークルに入っていた。全然、うまくなかったんだが、サボりがちな私に先輩からの一言、
「朝、忙しい奴は新聞配達くらいだ。」
忙しくない奴は練習にでろ、ということだ。そう言われても。。。。という気がするが、朝の早起きの話題になると、必ずそのフレーズが頭を駆け巡る、そして今日も再び。来期はがんばって下さい。私の方は、学生諸君が出てきたくなるような講義を心がけます。- 「数学的準備をもっとちゃんとやった方がよかった」か。。。最初の講義 で、数学だけの講義はやらない宣言をやり、そのとおり実践したが、それがよく なかったか。とても迷うところ。数学がわかんなくて、物理がわからないなんて 最悪の状態だったな。数学なんてわかんなくても、物理がわかるような講義であるべきでした。もう少し改善したい。
- 「理II、理IIIにはきつい」ですね。あまり考慮していなかったかもしれま せん。内容はそれほど(電磁気学の全容からすれば)深入りしていないので、話し 方とか講義の構成が問題だということでしょうね。
- 「磁場に入ってから、走りすぎ」。まったくそのとおりでした。残り回数 が少なくなると、なんとも焦ってしまいました。でも、アナロジーを協調 した(つもりになっているのは講師だけか)ので、 静電場の時の例題が、ベクトルポテンシャルの計算に対応することもある かも。例題が少なかったね。
- 「レポートのバランスが悪い。磁場の問題のレポートがないじゃないか」。 これもそうですね。反論の余地なし。悪いと思って、磁場計算のプリント 配ったりしたんだが。。。。
- 「演習が少ない」。これもそうです。高校までの講義となんか違和感があるなーって、大学の講義に最初に私は感じたのですが、それは高校の講義が「演習」解説なのに対して、大学はそうでないことが多いんです。だから、問題が解けないと分かった気がしなくて、不安に陥ってしまう。できるだけ、例題を多くするように心がけますが、2つのコメントを。1つは例題が解けてわかったような気になるだけがゴールではないということ。これからは、問題を作れたり、うまく見つけたりすることがもっと大事になってきて、それは問題を解く能力の少し上を要求されます。なので、じっくりと考える訓練もやっておきましょう(なんか逃避しているみたいだけど。。)。もう1つは、東大の構造上の問題。他の大学だと、1年から「演習」なる講義があって、問題を解く訓練、人に説明する訓練やらを鍛えます。 でも、東大みたいに学部に割り振る前の非常に多数の学生には、そんな演習は実質的に無理です。教官の数が足りなさすぎです。レポート等のサポートで補うのだということでしょうが、ちょっと私には荷が重かったか。
- 「矛盾した発言があった」ってどういうこと。私も東大一年生で仕組が分からないことに伴う混乱はあったかもしれない。それは反省しますが、他に何か。講義にでなくてもいいけど、出席とるとかそういうことか。思いっきり、矛盾している、、、わけではない。だって、出席点は考慮しないっていったでしょ。
- 「電磁気って、奥が深い」って、それは底まで行くか、底に辿りそうになっ たときに、今まで歩いて来た道のりを振り返り、「おー、こんなとこまで やってきたのか」って感想じゃないのかな。まだ見ぬ暗黒地帯を目の前に して、奥が深いというのは、「先が暗い」程度の意味しかないな。
- それから、各種陳情について は、基本的に聞く耳をもちません。