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講義関係のWiki
このページでは福島が担当する講義に関する情報を提供しています.このページはFSwikiで作っています.Wikiで作るということは,相互書き込みを想定するのが筋でしょうが,あくまでCMSとして使っており,ほとんどのページは書き込が出来ない「凍結」モードになっています.学生側からの情報は掲示板だけで受け付けます.適当に御利用下さい.
2019年度 担当講義
夏学期
前期過程 熱力学(金1)
後期課程 情報と計算の物理 水2
- 大学院との合併講義
全学自由ゼミナール
「最先端のサイエンスを駒場の研究室で研究体験するプログラム」
総合科目「自然現象とモデル」
- 6月21日:計算科学と物質科学について
冬学期
前期課程 統計物理学(月1)
卓越大学院 先進基礎データ科学II
- ベイズ統計とモンテカルロ計算について話します
後期過程 数理科学セミナーII(水1)
- まだ何をするか决めてない
全学自由ゼミナール
「最先端のサイエンスを駒場の研究室で研究体験するプログラム」 「機械学習で通してみる自然科学の新たな一面」
- 前者は計算物理の手法の実践的ゼミ
- 後者はKALSを使って集中的ゼミ
What's NEW!
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2017-9-6
埼玉大学集中講義資料
2015-7-26
レポート4返却
準備が整いました。16ー221Aの部屋のまえに置いておきます。
2015-7-16
期末試験前の大質問大会
今学期も何とか担当の講義は終了。制度が変わっての最初の年もあり、ちょっと反省点が多い。
それはともかく、明日は大質問大会。夏休み企画にならないところはちょっと辛い。おそらく、学生さんにとっても、夏休みに勉強できない分つらいのではないだろうか。毎年変わらないですが,開催趣旨を以下にまとめてみました.時間と興味のある方は是非いらしてください.
- 日時:2015年7月17日(金) 12:30--15:00 熱力学
- 場所:駒場キャンパス3号館 3-108
- 参加者資格:福島担当のクラス
- 内容
- 目的は,講義内容に関する疑問,質問,試験勉強の過程でわいてきた疑問をできるだけ多くの学生と共有しながら,解決することである.
- 試験の平等性を確保するために,基本的にこちらから能動的な情報の提供は行わない.この意味で,補習や特別講習の類ではない.これに出たとしても,試験に有利になることはまったくない.出ることで,物理に目覚めて,テストがよくなるということはひょっとしたらあるかもしれない.
- 事前に学生は講義内容についての質問事項をまとめておき,事前,または当日に質問する.それに対しての解答や解説は学生がしてもいいし,私がするかもしれない.
- 疑問点が絞りこまれておらず,単に「わからん」という疑問には一切答えない.ただし,本当に苦しんでいる場合は解決方法のヒントを与えられるかも知れない.
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2015-6-3
オープンラボ
こっちからも宣伝。研究室の出し物
2015-5-8
「理系学生が進学を考える際に」の講演の感想の感想
4月の中旬に前田先生と深津先生が開講されている総合科目「自然現象とモデル」にて、上記のような題目で講演する機会がありました。100名超の理系二年生の前で、それなりの準備をして挑みました。この歳になっても,人前でトークをするのはエネルギーが必要で,しかも真剣に聞いてくれるので、こちらも真剣に話ますから,ヘトヘトになります.その講演に対して学生さんには感想文を書いてもらって、先日、それを読ませて頂きました。若いみなさんへの期待を込めて沢山のメッセージを(与太話とともに)盛り込んだのですが、一定の学生さんには反応してもらったようで、何かしらの役に立てたとしたら光栄です。その中にどうしても返答をしてみたい感想がありましたので、誰が読むのかわかりませんが、ここに残しておくことにします。
統計力学の研究を目指すきかっけになった話として、「無知の知」の話をしたのですが、その辺りに対して、次のようなコメントをもらいました。概略を抜粋すると(不正確)、
…私はまだ一つの方程式から全てが導かれるわけではないという心境には至っていません。もう少しあがいてみようと思います…
そうこなくっちゃ!私は私の面白いと思うことを、そしてそこに至る経緯をお話しただけで、それが面白いことの全てでは絶対にありません.ましてや、私ごときの話をフンフン聞いて、みんなが私の面白いことをそのまま面白いと思うようではいけないと思います!(トークは面白がっていいのですけどね)去年か一昨年にあったNHKスペシャルの「神々の数式」をみて、やっぱり面白いと思ったし、学術俯瞰講義の村山さんの講演を聞いてもやはり面白いと思った。私の場合は、それよりももっと面白いものに出会ったというだけです。「あがく」という表現が適切かどうかはわかりませんが、私は常にあがいていていたし、今もあがいているような気がするので、嫌いでない表現です。精一杯あがいてください!
それから、進学に関して、理学・工学論を少しだけしたのですが、
家のつごうで医学部を目指さないといけないのだけど、工学に興味があります…
講演の文脈では、「工学のわかる医者」を目標とする手はあると思います。私の知り合いに、fMRIの診断をされている医学研究者でfMRIの画像解析を真剣に研究されている方がいます。MRIの診断時間は現在では30分くらいかかっていて、それを短縮することは患者への負担や費用の面から必須です。現在、情報科学者と医学者が共同して、その開発に取り組んでいます。そのときに、情報科学者はノイズをできるだけ少なくする方法をよしとします。それはよく定義された目標ですし、当然と思えます。ところが、診断する医者の立場からはそうではなくて、血栓が明確に見える解析方法がよくて、必ずしもノイズ最小条件とは一致していないようです。医者の判断基準は明確な数量化が難しく、情報科学者の感覚としてはわかりにくいところです。それでは「この問題はだれが解決するのか?」…講演と同じ構造になっていますね.「工学のわかる医者」か「医学がわかるか医者の声を聞ける工学者」が必要なのです。家のつごうはいかんともしがたい。としても、工学を勉強することを止めないで欲しいと思います。
最後に…
自分の興味ある分野を見つけるのは難しい。どこに興味があるのか見つける方法は?
確かに難しい問題です。そのことは百も承知の上で、あえて厳しいことを言うと、「さぼっている」と言いたい!三流以下の口パクポップスしか聞いていなくて、「どんな音楽に興味があるのか分かりません」といっているようではないですか?ジャズにパンクにクラシックを沢山聞いています?聞くのもいいけど、演奏したり歌うことが好きかもしれません。自分でやってみないと、何に興味が持てるかなんてわからないです。ひょっとしたら、作曲が好きかもしれませんよ。この意味で,沢山、本を読んで、沢山勉強してください。数学や物理の古典的な名著を読むのはよいことです。化学や生物にも名著はあると思います。本に書いてあることは真実ばかりではありません。行間にはいろんなことが詰まっています。そうしたところまで深く読んで、深く学ぶことが必要です。学んだことは友人といっぱい議論しましょう。工学を目指すときにもこれは無駄にはならないでしょう。そのときに、何時間も時間を費やしても嫌にならない分野があなたの興味のあるところです。沢山講義に出るのもよし、沢山友人と議論するのもよし。その際に、よい本、よい講義、よい友が必要ですが、歩留まりよく、外れをひく確率が低いのが東大のよいところです。そこを活かさない手はないです。何しろ、東大の周りには…take-home-message 2ですから.しっかり備えが必要です。
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現時点で気に入らない点 (誰か解決方法があれば教えて下さい)
- 計算機の環境のほとんどをemacsで行う私にとって,それができないのはつらい.コピペをするだけでも,マウスをさわらないといけないのはストレスが貯まる原因.
- 書き込み情報がオフラインのデータとどのように共有できるかがまだよくわかっていない.localにコピーして...rsyncでuploadするときにownerが継承されないので,BBSにコメントを書き続けることができない.これは私の問題だな.
気に入った点
- HTMLベースでやりにくかった数式の表示が比較的簡単.例えば,ほれ,
- texなのでよい.
- IEだとまだ見えないようです.でも,IE嫌いだからそこまでは面倒見ない.mozilla系(mozilla, firefox, Operaも?)だと大丈夫.
- 色は, いろいろ使えるし,大きさも大きく小さくできる.
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最終更新時間:2019年04月03日 02時27分34秒